ノーベル賞授賞式🏆
ノーベル賞授賞式🏆

2025年12月10日水曜日
ノーベル賞授賞式🏆
今日はノーベル賞授賞式ですね。皆さんご存知かと思われますが
ノーベル賞をざっくりと説明させていただきます。
ノーベル賞とは💡
ダイナマイトを発明したスウェーデンの発明家"アルフレッド・ノーベル"が
自身の遺産を『人類の役立つことをした人に賞を与えるように』
と遺言を残したことにより、1901年から始まった大きな権威のある賞です。
遺言に基づき、物理学・化学・生理学・医学・文学・平和の6つの分野で
"人類に最大の貢献をした人物"に贈られます。
1969年には経済学も追加され、賞は人類への貢献を称える
世界最高峰の権威ある賞とされているそうですよ💡
そんなノーベル賞ですが、今年の日本は2名受賞されました。
京都大特別教授の北川進氏 ノーベル化学賞授賞
大阪特別栄誉教授の坂口志文氏 ノーベル生理学・医学賞授賞
北川氏の今回授賞した研究の内容は
『多孔性金属錯体(タコウセイ キンゾク サクタイ)』です。
従来の多孔質の材料(穴がたくさんあいた素材)は、
穴の形や大きさがバラバラで固くて変わらないものが
多いそうですが、新しく開発されている
多孔性金属錯体は従来のとは異なり、2つの大きな特徴があります。
1.分子レベルで穴の形や大きさを決められるのが特徴で、
設計図どおりに穴のサイズをピッタリ揃えられるそうです。
2.加えて材料自体が柔らかく“動く”大きな特徴の2つ目です。
温度や圧力などの刺激があると、穴が広がったり、閉じたり、形が変わる。
穴のサイズや性質を正確にコントロールでき、
状況に応じて形まで変えられる万能な吸収スポンジと言えるでしょう。
欲しいものを効率よく吸ったり、放したりできるようになる為、
薬の運び役、ガスの吸収、環境浄化など、いろんな用途が期待されているそうです🍀
次に、坂口氏が授賞した内容は
『制御性T細胞(Treg:ティーレグ)』の発見です。
制御性T細胞(Treg)の発見は、
免疫システムの理解を根底から覆し、自己免疫疾患やガンなどの
難病に対する全く新しい治療法の開発を可能にする大発見だそうです。
免疫は、本来ウイルスや細菌倒すものですが、強すぎたりすると
自分の体まで攻撃してしまうことがありました。
ですが今回発見したブレーキ役の細胞である、制御性T細胞(Treg)が役に立つのです。
大きなポイントは3つあります。
1.免疫にブレーキ役がいることの証明。
今までの考え方では、免疫は病原体などを倒すだけの細胞。
一度アクセルが入ってしまえば原因となる病原体を
失くすまで止まらない制御不能、暴走機関車のようなものでした。
その為、自分の体を誤って攻撃してしまう、免疫異常等がありました。
ですが、今回の発見でその制御不能な暴走機関車に
ブレーキをかける細胞を発見したことになるのです。
このように今までの免疫の仕組みを根本から覆す発見だったのです。
2.自己免疫の原因が分かり、治療のヒントが出来た。
今回発見された制御性T細胞(Treg:ティーレグ)
この細胞が弱かったり、足りなかったりすると
・関節リウマチ ・一型糖尿病 ・アレルギー など
自己免疫の病気が起こりやすくなるのだとか。
Tregを増やしたり元気にすることで、こうした自己免疫の病気を
治せる可能性が出てきて、新しい治療の方向が開けたのです。
3.ガン治療の新しい道が開けた事。
ガン細胞の周りにはTregが多く集まりやすく
免疫から隠れる特性を持つことが分かりました。
その発見によりTregのブレーキを弱めることにより
免疫力を全力でガンに向かわせるといった内容の治療法が研究されています。
今年のノーベル賞の研究内容を私なりにまとめて記事にさせていただきました。
これらの研究が実用化される未来が楽しみですね。😊
