🍃喫茶店の日☕
🍃喫茶店の日☕

2026年4月13日月曜日
🍃喫茶店の日☕
今日は喫茶店の日です。1888年(明治21年)の今日。
日本初の喫茶店「可否茶館」が東京・上野にて開業しました。
それにちなんで、4月13日は「喫茶店の日」とされています。
それでは今日は、
喫茶店の歴史について少しふれてみたいと思います💡
🗾日本初の喫茶店「可否茶館」
可否茶館を開いたのは、アメリカ帰りの実業家、鄭永慶(ていえいけい)
明治時代に活躍した実業家で、
日本にコーヒー文化を広めようとした先駆者のひとりです。
若いころにアメリカへ渡り、
そこでコーヒー文化や西洋式の社交文化に触れました。
帰国後、「日本にも人々が集い、交流できる場所をつくりたい」
という思いから、1888年(明治21年)東京・上野に
日本初の本格的な喫茶店「可否茶館」を開業
店内には読書室・ビリヤード台・囲碁将棋などの設備が揃い、
単なる飲食店ではなく「社交の場」として設計された先進的な空間でした。
コーヒー1杯の値段は当時1銭5厘で、
当時の物価を考えると決して安くはなく、
知識人や文化人が集まる場所でした。
残念ながら経営は長くは続きませんでしたが、
彼の挑戦は、日本の喫茶文化の礎を築いた存在として
今も大切に語り継がれています。
☕明治・大正時代コーヒーと文化人
可否茶館が閉店した後も、コーヒー文化は静かに広がり続けました。
1911年(明治44年)には、
銀座に「カフェー・プランタン」や
「カフェー・ライオン」といったお店が誕生し、
文化人や芸術家たちが集う場所として親しまれるようになります。
大正時代に入ると女給(ウェイトレス)が接客する
「カフェー」スタイルが流行し、
社交や娯楽の場としての役割が強まっていきました。
この頃のカフェーは、現在の純喫茶とはやや異なり、
少し華やかな社交の場に近い存在だったようです。
🍃昭和初期「純喫茶」の誕生と広がり
昭和初期、酒や女給を置かない純粋な喫茶店
を意味する純喫茶という言葉が生まれ、
静かにくつろげる場所として、
多くの人に親しまれるようになります。
当時の東京や大阪では、
文豪や芸術家たちが喫茶店に集い、
作品の構想を練ったり、
議論を交わしたりする姿も見られました。
「文化サロン」としての役割を担い
思想や文化の発信拠点となっていたようです。
太宰治・坂口安吾・川端康成など、
多くの著名な文学者たちが、
喫茶店を創作の場として愛用していたことでも知られています。
✨喫茶店の黄金時代へ
戦後の復興期を経て、1960〜70年代の高度経済成長期になると、
喫茶店は全国で急速に増えていきました。
ビジネスマンの商談の場として、学生の勉強スペースとして、
そして地域の人々の交流の場として――
喫茶店は、暮らしの中に欠かせない存在となっていきます。
この時代には、
コーヒー1杯の注文でトーストなどが付く
「モーニングサービス」も広まり、
多くの人に親しまれるようになりました。
📱現代の喫茶店
平成に入ると、ファストフード店やチェーンカフェの増加により、
昔ながらの喫茶店は少しずつ減っていきました。
ですが近年では、昭和の雰囲気を残す「純喫茶」が
若い世代からも注目され、再び人気が高まっています。
クリームソーダやナポリタン、ホットケーキなど
どこか懐かしいメニューが
SNSでも話題になることが増えました。
また、自家焙煎コーヒーにこだわったお店や、
空間づくりを大切にした個性的なカフェなど、
新しいスタイルの喫茶店も増えています。
人と人が出会い、言葉を交わし、
文化や物語が生まれてきた場所でもある喫茶店。
こんな目まぐるしい現代だからこそ
ほんの少し立ち止まり、
ゆったりとした時間を過ごすがあってもいいですね🌱
今日は「喫茶店の日」。
ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか☕✨
